見ているだけでも楽しめる走行とは
3月末に都内からお母さんに連れられて初めてN広場レイアウト場に入られた、ヨコヤマ コウヘイ君(5歳)がその時発した一言は、大きな声で
「ウァー、夢みたいなところだネ!」
コウヘイ君はその広々としたレイアウトの上をゆったりと走る15輌編成の見なれた車輌を次々に指差して、目を輝かせながら車名をお母さんに教えていました。
その時はほぼ満席の状態で全ての方々の運転がとてもおだやかでいて美しい走行でしたので、コウヘイ君は実感さながらのイメージを最初にして感じられた正直な一言だったのかもしれません。
コウヘイ君はその光景を目に焼きつけたあと、すぐに貸し出し車輌による運転を開始しました。スタートベルから始まり、ブレーキレバー解除、そしてマスコンレバーを引きスタート!ゆっくりと発車するお気に入りの205系横浜線の運転士になりきり先ほど感じた実車さながらのイメージで運転を開始し、効果音を交えながらすばらしい走行を続け、静かにホームに到着しました。
見ているだけでも楽しめる走行とは、コウヘイ君が感動した様に、ゆったりとしたのどかな走行にほかなりません。
5歳のコウヘイ君でも本物らしい実感走行とはどういう事なのかを十分承知しているのです。15輌の長編成がゆっくり走る姿に目を輝かせていたのです。
シャカシャカ、ビュービューと軽々しく通過する車輌には存在感が無く、目にしても楽しめないイメージなのでしょう。
運転表現はとても奥が深いですね。
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