1日10時間連続走行×300日
1周30メートルのオーバルコース(もちろん昇り坂、下り坂、ポイント、カーブのある走行実験専用レール)で去年10月1日より走行耐久テストを開始しました、T社製 トワイライトエクスプレス フル編成。
毎日の10時間連続走行テストは、本年度9月で丁度1年になりました。
その間、定休日や夏休みを除いての約300日間、何のトラブルも無く毎日13番実験路線上を10時間、ノンストップで走り続けていたのを、ご来場された多くのお客様が確認されておられたと思います。
この車輌は今でも不具合はありません。
約30メートルのレール上を、3分以上の時間をかけてスロー運転をさせ、停止する事無く10時間走行させる実験を目の当たりにして、ご来店された多くのお客様が感心しておられましたが、全ては清潔なレイアウトと油性膜化されたレール表面の清掃、そして車輪表面のキチッとしたクリーニングをする事のみで、他に一切の細工は必要ありませんでした。
決められた行程でのレイアウト上の清掃作業を毎日欠かさず実行する事で長時間でのスロー運転でも走行ムラや手押しスタート等の見にくい動作は一切発生しないはずです。
石油系やオイル系皮膜をしっかり取り除いて、走行性能を確実なものにするためにレールおよびM車動輪を完全な金属表面にする事がとても大切です。
八王子N広場はオープン以来、無水エタノールだけのレールクリーニングとレイアウト全面を毎日清潔に保持してゆく作業を、いつも心がけております。
ちなみに1年間の間300日を毎日10時間走行したT社トワイライトエクスプレスは
3分で1周
30分で10週
1時間で20週
10時間で200週
しますので、30メートルオーバルコースですから距離にして、
1日に6キロメートル
300日ですと1800キロメートル
少なく見ても1500キロメートルを走破したことになります。
10月度からは
K社製の外国型車輌 アムトラック車輌22両編成での、毎日10時間走行を同じ実験コースNo13を使用し、30メートル距離オーバルコースを1周6分をかけての超スロー連続運転を実施する予定です。
ご期待くださいませ。