N広場に初めて御来店されるお客様には
それぞれ独自の方法で大切な車両のメンテナンスをされておいでになられますが、その中でこれまで4年間見た事もないとてもめずらしい現象が発生し、店内が騒然とした事件?がございました。
その時は何がなんだか判らず、忍者が姿を消す時のような煙幕みたいにお客様のM車両から突然白い煙が発生し、居合わせた常連のお客様と共にこの珍しい出来事に、その原因を考えたほどです。
持ち主様のお話を詳しくお聞きしてみますと、御自宅で前もってM車両のモーター部と動輪台車を油の中にジャブ漬けして、メンテナンスしてこられたという事でした。
電気的接触部分や車輪には一切のオイル類は必要なく、モーターブラシに通じる2箇所のハトメに油類が入り込むと、接触抵抗が増すと共に温度が上昇し油膜が白煙化して、まるで忍者が使う煙幕のようなケムリが瞬間的に発生した事が判明しました。
とにかく無水エタノールでのクリーニングで、電気的に(金属接触を完全に)確実な状態にし、美しいスロー走行がはじめて可能になるのです。
不必要なオイル使用はたえず不具合を発生させ安定した走行動作を維持する事は不可能です。
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